リフォームの経験が豊富だからできる将来を見据えた家づくり

年に400件以上リフォームのご依頼でわかること

リフォーム施工例

セダー建設は1921年の創業から地元で長く木造住宅を建て続けているため、地元の皆さまを中心に年間400件以上のリフォームのご依頼もいただいています。
 
そんなリフォームのプロだからこそ見えてくる
「新築住宅でこれはやってはいけない」
というものがあります。

 


壁止まり役物

■10年20年たって差が出るポイント

例えば、「壁止まり役物」という水切り板金があります。
「壁止まり役物???何?それ?」だと思いますが、屋根が壁で止まっている部分に使う水切り板金のことです。
 
こちら、実は写真のように板金を外壁の外に引っ張り出しておくのが正解なのです。
しかし現実には見た目を重視して、これを引っ張り出さないで壁のところでストンと止めていたり、壁止まり役物を使っていない家を多く見たりすることがあります。確かにそのほうが見栄えは良いかもしれませんが、家が長持ちするかどうかで考えると圧倒的にきちんと写真のように引っ張り出しておくことが必要なのです。
(画像は塗装のサンカラーさんからご協力いただきました)
 
そうでないと、雨が降るとこの部分から必ず水が入ります。そして、雨漏りとなり、雨漏り工事をしようと思って断熱材をとってみるとシロアリの被害も確認される、といった事例もありました。
それでは大きな工事になってしまいます。
 
また、よくあるのが「窓サッシのまわりからの漏水」です。新築時の防水テープの納まりがよくなかったときに起こります。
この漏水でシロアリ被害につながることもあります。
 
こんなことから、新築のときにしっかりと「長持ちする家」を考えて施工することの大切さが分かります。
当たり前ですが、これらの施工は、きちんとした知識・経験・技術があればできることです。この一つ一つのノウハウがないといい家は建たないのです。

経年劣化しやすい家としづらい家の差

暮らし始めてから何年も住まないと分からないのが、経年劣化です。
家は外側から傷んできますが、外壁や屋根材は材料の種類によってメンテナンスの時期が変わってきます。

屋根はコロニアル(「カラーベスト」や「スレート瓦」とも言われます)が耐久性に優れ、軽量なので耐震性にも優れています。
外壁では一般的なサイディングですと、壁のつなぎ目であるコーキングの部分が劣化してひび割れてくることがあります。
しかし、例えばそれをユニプラルというガラス質の骨材 (スラグ)でできた外壁にすることで、30年程度はメンテナンスが必要にならないこともあります。
ユニプラルは外壁全体を塗るので、サイディングのようにつなぎ目(コーキング部分)ができません。そのため、はじめに費用はかかるけれども、メンテナンスは汚れを落とす程度で30年という長い間、家を守ってくれるのです。
 

長く安心して使ってもらえる家を

このように、細かい技術や建材を少し見るだけも、家の長持ちに大きな影響を及ぼします。
一生涯をかけて家を建てるお施主様に、すぐに劣化してしまう家はご提供できません。

私たちは、下記の2つを常に考え20年30年経っても、最低限のメンテナンスで快適に安心して住み続けられる、そんな家づくりをご提供し続けます。
①リフォームで傷んでいる部分をたくさん見ているから分かる、傷みやすい部分に配慮した丁寧な施工
②リフォーム部隊がいつも近所を走り回っていることによる、迅速なアフターサービス